僕は、未だ空の青さを知らない

ネット空間の僻地で、生きている事の爪痕的な、僕の独善とした散文を綴る場所

いらない不幸を、背負いこんでませんか?

 あなたは幸せですか? それとも不幸ですか?

 

 不幸だと考えているあなたは、いつも不安に感じたり、最悪の事態になる流れを想像してしまったり、物事に対して最悪の結果を見出してしまう。不安症的な性格ではありませんか?

 

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 この症状は、どちらかと言えば頭の良さの証明でもありますが、幸せに生きるためには、大きな障害となるでしょう。

 

 何時も不運に囚われ、ため息をついているあなたは、知っておくべきです。


 あなたが不運だと落胆した現象で、他者が同じ状況に立っても、あなたと同じように感じないと言う事を。
 
 キャンプに行くたび、雨になってしまった事で、あなたは、ツイてない、雨男だなとボヤくかもしれない。でも、それが別の人間だと、前回が雨だったことすら忘れて楽しそうに、雨のキャンプを楽しむこともあるのです。


 
 何時も不幸だと嘆いているあなたは、知っておくべきです。


 あなたの幸不幸は、表裏一体で、あなたの心の持ち方次第だと言う事を。

 

 例えば、楽しかった趣味を、仕事にした途端に辛くなったり、楽しく前向きに受験勉強をしようとしていた矢先に、親に勉強をしなさいと叱られただけで、勉強する事が不愉快になったりするはずです。
 
 この無駄な不幸感は、不必要に、何かと比較する事や、関連付けてしまう事で引き起こされてしまうのです。
 何時も不幸を背負っているあなたは、自分が不幸になりそうな比較関連対象を見つけ出す天才だと言えるかもしれない。

 

 結局のところ、幸福感や不幸感とは、人が作り上げた、ただの感覚でしかない。

 更に言えば、ただ物事があり、そこにあなたが関わり観測する事で生み出された、あなたの内なる固有現象でしかない。

 

 であるなら、その無駄に不幸を作り出す思考は、幸せに生きるには、要らないものであると分かるはずです。

 

 不運や不幸を感じた時に、余計な物と比較していないか、余計な事と関連付けてないか、思い直してみるといいでしょう。
 余計なものを付随させず、そこにある現象だけを端的に捉えるだけで、きっと心が楽になるはずです。

 

 あなたの心の重い枷が、少しでも軽くなればと、僕は願います。