最近うちの親が政治やらの事で憤っていているのを見る。
それを見ると、人間ってやっぱり生き辛いんだなぁって感じるんだよね。
僕も若いころ、このままじゃ日本がダメになるとか青い事を思ったりして、
社会や日本やメディアの偏向を暴いて、役に立ってる気がしてたけど、そんなのは小さな事だと分かって、
傷ついて、僕が何やっても意味がないなとか凹んだりしてたけど、
そんな下らない事で、人生を傾かせるほど凹む必要もなかったなぁなんて、今は思う。
そんな時間あったら、日本中の歩道橋をひたすら巡って、歩道橋博士に…、ん? なんかと被ってる気がするけど、なんだっけ?
うん……。思い出せないからいいか。
いやまあ、日本中巡って歩道橋博士になった方が、よかったんじゃね?
とか思ったりもするんだよね。
そんなんでも、きっと、なんかの箔が付いたよね。なんてね。
多くの人が、官僚や政治家、果ては芸能人の不祥事とかに、一喜一憂するけどさ、
彼らも僕らと同じ人間なんだよね。
肩書とか権威って、人に、持ってるもの以上の価値を与えるから勘違いしてしまうけど、そんなに僕たちが思うほど差はなくてさ。
だから、彼らが僕たちよりも、必ず我慢強く優秀で優しくて清廉潔白だと、思う事が、それ自体間違いなんだよね。
彼らは、人類のプールから適者生存の法則によってランダムにチョイスされただけなんだよ。
もちろん、色んな肩書や技能知識を持ってはいるけど、たまたまの生まれや環境、出会いの果てに、そこに居るだけで、
ボタンの掛け違いがあれば、下町の煎餅焼いてる、好々爺だったかもしれない。
つまり、彼らは結局、僕たちと同じように愚かでズルくて短気で人でなしでスケベで、おかしくない。
総理大臣だって、増税眼鏡と言われて切れて、うどんの器を叩き割って、店員にはした金だろつべこべ言うなとかオラついて、秘書が万券渡して謝罪するとかしてるかもしれないし、
山ごもり俳優の人だって、妻子がいながら外でしっぽりやってあげく開き直って養育費をしぶってたりしてるかもしれないというかこれやってたやつだ。
でもさ、
彼らの愚かさを問うって事は、僕たちの愚かさを問うって事だと思うんだよね。
つまり、政治家の質を上げたいなら、プール全体の質、僕たち全員の質を上げないとダメで、
そんな事を人間がコントロールするのは難しいわけ。
まあ、歴史を遡れば、確かに優秀な人材が中央に集まり、優れた政治を行う例はあるけど、それは時代の転換点にあって、揺らぎの中で人の密度が上がったタイミングだっただけだと思うよ。
僕は、そんな感じで、ゆるーく見てるかな。
だから、彼らの不祥事について、そんな目くじら立てる必要もないし、僕的には、もう少し寛容でいいと思う。
そうあれば、失敗から学び成長できるし、良い政治家やらが罠にはめられて失脚する事態とかも起きにくくなるだろうしさ。
結局さ、メディアから流れる他人の不祥事とかさ、ホントでもそうでなくても、そんな事で心を乱されるのは損なんだよね。
むしろ、半笑いでスルーできる方が、絶対幸せだよ。
イライラしたらさ。
猫動画みて、うへへうええへと幼児退行したらいいと思うよ!
さあ、僕も、ねこどうがみてねまちゅねうええへうへええ